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ノーカーボン紙と裏カーボンの違い

伝票の裏にカーボンインク(青又は黒)を施されている物を見かけたことありませんか?以前は銀行、役所で多くれておりました。ノーカーボン紙が使われるようになり、近頃ではあまり見かけません。しかし、裏カーボンにしか出来ない事もあります。
ノーカーボン
メリット:用紙に薬品が施されているので手が汚れない! (日々の作業では重要です)
印刷工程を省略出来て納期短縮出来る。
デメリット:複写枚数が多いと写りにくい。複写枚数が4枚以上になると発色が弱くなる。(筆圧にもよります。)
発色するまで時間がかかる。書いてすぐだと発色が薄い場合があります。数分たつとはっきり写ります。
保管目安:5年(保管環境にもよりますが、10年程度写ります)但し、薬品のため直射日光の当たる場所、高温での保管は不向きです
裏カーボン
メリット:カーボン(インク)印刷のため、長期保存が出来ます(10年以上)
複写枚数が多い場合、筆圧の弱い女性でもはっきり複写が写ります。
デメリット:インクのため、手が汚れてしまします。(但し、硬質のカーボンインクで印刷すると手が汚れにくくなります。)
表面に印刷した後、カーボン印刷を改めてするため、ノーカーボン印刷より時間がかかります。

  • プリンター(普通紙)良いではないか?
  • プリンターで普通紙出力すれば済む話!と思いますが、不動産の契約書などをプリンター出力してクリアファイルに綴じておくと、長い時間経ってトナーがクリアファイルに転写されてしまい、文章が読み取れない事があります。保存期間や、用途によってはノーカーボンや裏カーボンは必要とされております。

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