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紙の流れ目

紙が木から出来ている事は皆さんご存知かと思います。茶色い木材チップを細かくし、蒸(じょう)解(かい)釜(かま)で煮込んで漂白・スクリーンし、繊維だけ取り出しパルプになります

パルプに含まれた水分を蒸発させ薄いシートになります。その後ロール状になります。ロール状になった物を1枚ずつ裁断されます。繊維が一定方向に流れています。

木を切る際に上から下に切り出す事を順目(きれいに割れます)、木を横方向に切り出す事を逆目(切るのに苦労します)

紙を手で切る際、紙の繊維方向に平行に切るときれいに切れます。逆に繊維に対して垂直に切ろうとするとギザギザになってしまい汚くなります。つまり、折る時も手で切る時も紙の繊維に対して平行に切ればきれいに切る事が出来ます。

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